院長ブログ

2018年4月23日 月曜日

キズやヤケドをしたら湿潤療法

湿潤療法とは"うるおい療法"ともいわれ、本来人間がもっている"自然治癒能力"を最大限に生かして治療する方法(保険適応治療)です。
今まではこけたり すりむいたり やけどしたりしたら、まず消毒をして病変部を乾燥させて治すのが主流でした。
が近年は傷を消毒したり乾燥させたりすると生きている細胞までをも破壊し逆に傷の治りを遅らせてしまう事がわかりました。
消毒してガーゼをあてて乾かす治療から、軽く水で患部のよごれ(血のかたまりや細かい砂)や不要なものをふきとってうるおいを与えながら治していく湿潤療法が主流となっています。といっても最初の2、3日はハイドロコロイド素材の絆創膏を貼って、密封療法をして逆に中で感染症をおこし、悪化する事も少なくありません。こけたり すりむいたり やけどして、きれいに治そうと思うと初期治療が一番重要です。
その為にも少し理解したくらいの自己判断による治療が危険です。
いろいろな傷を経験しないとちょっとした知識だけでは不充分です。
こけたり すりむいたり やけどされたらできるだけ早く皮膚科受診をおすすめします。
時間が経ったすり傷・切り傷などのきず跡ややけど跡も目立たなくする方法はいくらでもあります。
ぜひ御相談下さい。


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投稿者 皮膚科岡田佳子医院