院長ブログ

2013年8月 8日 木曜日

日原皮膚科クリニック

 私の師、日原みどり先生が64歳という年齢で2013年6月末日をもって日原皮膚科クリニックを閉院されました。
とても残念ですが、今まで誰も登ったことがない急な坂道を、ものすごい勢いで登りつめてお疲れになられたのだと思います。
 
  日原先生と私の出会いは、約21年前のある偶然でした。私は、ある方の結婚式に出席するために東京へ行き「面白い所があるから寄っていかない?」と誘われて伺ったのが日原皮膚科クリニックでした。
当時、美容皮膚科やメディカルエステ、ドクターズコスメなどという言葉は、世の中に存在していない時代に新宿のど真ん中で2~3百人の若い女性の患者さんがニキビ、しみや脱毛で来院されていて、それこそ行列のできる皮膚科そのものでした。“こんな所が日本にあるんだなぁ”と、とても感動しました。そして、日原先生とはすぐに意気投合してすっかり親しくなり、いろいろな学会に出席したり、いろいろなところへ旅行にも行くようなお付き合いをさせていただき、本当にたくさんの思い出を作らせていただきました。
 
 日原先生は、偉大な学会発表をされたわけでも、論文を数多く執筆されたわけでも、皮膚科専門医でもないけれど、間違いなく日本におけるニキビの、パイオニアだと私は思います。
 
 私は、師から受け継いだものを大切に、そして自分なりにアレンジを加えて、時代に合った治療をこれからも続けていけるように努力していきたいと思いました。
 
 みどり先生、本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。


投稿者 皮膚科岡田佳子医院